2009年9月25日金曜日

おまつり

こんにちは。最近ガイアの落合にブログでの言い回しをマネされて複雑な心境の夏目でございます。


以前のブログでもご紹介したように、無類の祭り好きでございます。

19日20日と、我が地元田原市で2日間にわたりお祭りがありました。


しかしながら、やはり仕事上本番の2日間は参加することはできません。なので毎年、次の日の片付けだけ参加しています。



名古屋にでてきて7年間、毎年毎年本番には参加せずに片付けだけ参加している僕は、いつしか地元の人たちに


「片付け頭(がしら)」


と呼ばれるようになりました。



自分で言うのも何ですが、祭りに対する思い入れは相当なものがあります。


祭り最終日の20日の仕事を終えて、急いで地元に帰ると夜の10時過ぎ。


当然の事ながら、祭りの日程はすべて終わっていますが、
かろうじて地元の神社で最後のあいさつをしている残党に遭遇することができます。




そこで同級生のみんなとパチリ





さりげに僕もハッピを身にまとい、祭り気分に少しでも浸ります。

で、この日はこれでおしまい。
いよいよ(僕にとって)本番の片付けです。





朝6時、片付け開始。
これは「みちばやし」といって、簡単に説明すると移動式お立ち台です。
このまわりを取り囲んで飲みながら踊り狂うあんばいです。
そのみちばやしの解体。






これは夜山といって、みちばやしよりもでかいお立ち台の山車です。
昔はこのなかで太鼓を叩いたりしてました。
その解体と移動。
一般道を移動するので、道路整備が大変です。





神社に立っている「のぼり」の撤去。
長さ十数メートルある竹の棒を皆でかついで移動するのですが、かるいおみこし気分が味わえます。






神社に飾ってあるちょうちんをしまう片付け頭。




フィナーレの打ち上げ花火も自分達で打ち上げます。
その際に行われる「仕掛け花火」の足場の解体。
普段ドライヤーより重たいものを持たない人間にとって、この足場の解体はかなりの重労働です…




三河名物の手筒花火(使用済み)。
僕も7年前、この手筒花火をあげたのですが、
人生観かわるほどの感動でした。




これは「大筒みこし」といって、さっきの手筒花火の巨大版のやつがそのままおみこしになったもので、
その足組みです。
僕らの地域の組は、この大筒みこしを、胴上げのように上に放り投げながら進んだりします。
かなり危険です。




そして片付けも終わり、本当に全日程が済んだら、組全員が集まって慰労会です。
向かって右にいる人が今年度の組長で、厄年を機に引退します。
この時点でもう来年の祭りの幹部が決まり、また来年の祭りに向けて動いていくわけです。



地元の男達だけででつくりあげていくお祭り。
これが終わると、本格的な秋の到来という感じがします。



祭り話は大好物です、
みなさんの地元のお祭り話もぜひ聞かせてくださいね。